ひとつき経ったり、やる気が失せたり[留学生活]
随分と久しぶりの記録のような気がしてます。
特に急がしかった訳ではないです、怠惰なだけです。
とはいえ、だらだらと過ごしている間にマレーシア滞在も一ヶ月を越え、二ヶ月目は目と鼻の先です。
今回は、この一ヶ月超の反省と感想を記録します。
身に染みる「無能さ」
マレーシアに来る前に、やっていけるかどうかの多少の不安はありましたが、いつものノリでなんとかなるだろうと思ってました。
結論から言うと、なんとかなります。
ただこの言葉が完璧なや満足のいくといった形容詞を意味するかと言われればそうではないです。
正直、現在の生活に対する私の満足度は40%くらいです。 別にこれは周りがどうこうとかいうことではなく単純に私の問題です。
具体的にどうというのは難しいのですが、生活の密度が足りないと感じてます。私の理想としてはその日にやれるだけのことをして、死人のように眠る。そんな密度にしたいですね。
表題にある「無能」の話ですが、これは英語で生活しているからこそ分かることなのかなぁと。
というのも、日本語、母国語の使用はかなーり誤魔化しが効きます。例えば発表であったり、レポートであったり、学生同士の会話でも言えると思います。
とくに知識がなくても、ふんわりさせたり、ずらしたり、正面から当たらずに横からなど抽象的ですが多くの場合において未熟さを誤魔化すことができます。(私の体験としては、この誤魔化しが無意識下で行われていると感じています…)
しかしながら、英語が英語圏の幼稚園児以下なので考えられた言葉使いなどできるわけもなく、また、日本語と違って大変はっきりとした言語のようなので尚更です。
…のような背景(?)のおかげで、自分の甘さというか酷さに気づくことができています。
地理学系を中心に勉強してきたつもりですが、はたして自分は何を知っているのだろうかと。(語学的無能さは英語鍛錬vol.2に垂れ流します)
何も知りません。これから学びますとしか今の私には言えないのは大変悔しいですね。
日本のことをどれだけ知っているだろうか
この話も「無能さ」関係あるといえばあるのですが、私に限った話じゃないんじゃないかなぁと思って分けました。
「観光地・おいしい食べ物」であれば、ある程度教えてあげることができます。しかし、文化や少し細かい話となるとどうでしょうか?
実例)授業で桜の話になり、それに関連して生徒が日本での出来事を話してくれました。
日本に遊びにいったときに桜を見に行ったそうです。そこで、ちぎるとか折るという訳ではないですが桜の木を触っていたら、若い女の人に「桜の木は死者の命が宿っているから触ってはいけないんだ。歴史が云々…」と言われたそうです。
そうなんでしょ?と教室に一人しかいない日本人の私はもちろん聞かれるわけですが、正直この話は初めて耳にしました。その場では、そういう考えの人もいるだろうけど、一般的じゃないと思うと答えるのが精一杯でした。
他にも、日本の自然保護の法律ってどうなってるのか教えて?などと普通に聞かれる訳です。あぁ日本について知らないことだらけだなぁと。
日本に帰りたいなぁと思うことがたまにある
ここ最近はあまり思わないんですけど、ちょうど一ヶ月経ったあたりは勉強に対する意欲も薄れ、帰りたくなってましたねー
これがホームシックというやつか!!と半ば楽しんでいたので特に問題ではなかったです。しかし、勉強のやる気くんは未だ完全に帰ってきてくれていません…。
特に書きたいことがあったわけではないので雑な記録になりましたが、とりあえず継続するということは達成しているので及第点です。